Contents
|
快適な香りは美容効果をもたらすため、香りの力を利用したスキンケア用品も多種販売されています。
日常生活の中でもシャンプーやスキンケア用品、ルームフレグランスなどいい香りを嗅いだ時、一瞬で気分が高揚した経験はないでしょうか。
フレグランスを付ける時以外でも、日常生活の中には快適な香りに触れることが多く、自然と気分が左右されているのです。
本記事では、香りが持つ美容効果や、作用についてご紹介します。
香りを利用して美容効果をUPしたい方、日常生活に摂り入れる香りがもたらす作用について知りたい方は、ぜひ最後までお読みになり参考にしてください。
香りが持つ美容効果
人間は香りを嗅ぐと、芳香成分が鼻の粘膜から本能行動や情動など多彩な機能に関係してる大脳辺縁系に伝達され、自立神経を刺激します。
嗅覚は五感の中で唯一、怒りや悲しみなど一時的で急激な感情の動きの「情動」に伝わると言われています。
心地よいと感じる香りは心身をリラックスさせて血流をよくし、代謝を上げる作用があります。
反対に不快と感じる香りは緊張感を高め、血流を停滞させてしまうのです。
それだけ香りは人の気持ちを大きく左右する効果があるため、香りの持つ効果は大きいでしょう。
香りの効果について詳しく見ていきましょう。
リラックス効果
心地よい香りはリラックス効果があるということは、広く知られているでしょう。
よい香りを嗅ぐことで自律神経を副交感神経優位にして、リラックスモードに切り替えることができます。
実際に花の香りを嗅いだり、いい香りが漂う空間に居るだけで、フワッと気持ちが軽くなりリラックスできたという経験もあるかと思います。
それだけ、香りには一瞬にして気分を向上させる効果があるのです。
美肌効果
よい香りには血流をよくする作用があるため、酸素や栄養素を毛細血管まで届けることができます。
血流が悪いと、顔全体のくすみや目の下のクマの原因になるのです。
美肌作りのためには血流を促進させて、内側から健康的な肌を作っておくことが大切です。
また、ストレス緩和による肌荒れも防ぐことができるため、好きな香りを生活の中に採り入れてリラックスできるようにしていきましょう。
こんな時に香りを利用するのがおすすめ
美肌効果を上げ、リラックスして気分のよい一日を過ごすため、日常生活の中で上手に香りを摂り入れてみましょう。
香りは脳をバランスよく働かせるため、気分の切り替えにも役立ちます。
香りの効果を利用したい時におすすめのシチュエーションを見ていきましょう。
一日のはじまり
朝起きた時やスキンケアの前にいい香りを嗅ぐと、血流がよくなり頭もスッキリします。
朝は血流が滞っているので、いい香りで癒されると血流を促進して顔のくすみやクマを薄くする効果もあります。
一日のスタートを気分よく始めたい時、好きな香りの力を利用してみてください。
気分転換したい時
日常生活の中では、ONとOFFの切り替えが必要な場面は多いでしょう。
お仕事で休憩時間が終わった時、家に帰ってきた時など、モードを変えて切り替えたい時も香りの力は役立ちます。
ハンカチに、好きな香りのフレグランスやアロマオイルを付けて嗅ぐだけでも効果的です。
好きな香りを携帯できるようにしておくのもいいでしょう。
寝る前
寝る前のリラックスモードに切り替えたい時は、照明を暗くして香りを楽しむのがおすすめです。
寝る30分前にはスマホなどは見ないようにして、視覚からの刺激を避けるようにして嗅覚を研ぎ澄ませ、ゆっくり脳を休ませましょう。
質のよい睡眠は美肌効果UPには欠かせません。
毎日は難しくても、できる限りリラックスしてゆっくり眠れるよう、寝る前の習慣にできるといいでしょう。
摂り入れたいおすすめの香り
日常生活の中で香りを選ぶシーンは多いかと思います。
- フレグランス
- ルームフレグランス
- 入浴剤
- アロマオイル
- 柔軟剤
香りには好みもありますが、効果効能で選ぶようでしたら、おすすめの5つの香りをご紹介します。
用途やシーンに合わせて使い分けてみてください。
ローズ
バラの香りは、ルームフレグランスや柔軟剤など様々な日用品でも摂り入れられているポピュラーな香りです。
強いクセがないため、幅広い層に好まれる香りです。
ローズは女性をキレイにする香りだとよく言われていますが、リラックス効果や肌のターンオーバーを促進する効果が期待できます。
ラベンダー
快眠グッズによく摂り入れられるラベンダーは、不眠に効果があると言われています。
緊張をほぐしてストレスを和らげ、リラックスできる香りです。
枕にフレグランスをかけたり、ラベンダーの香りがするアイピローやホットアイマスクも販売されています。
ゼラニウム
バラの香りに似ているゼラニウムは、ローズと同様の効果が期待できます。
リラックス効果が高いため、気分を変えたい時にはアロマオイルをバスタブに数滴入れたり、ベッドサイドに置くだけでも効果が得られます。
カモミール
カモミールはカモミールティーとしておなじみかと思いますが、メディカルハーブとして肌荒れに効果的です。
リンゴに似ていると言われている香りは、高まった緊張やイライラ感をほぐす効果があるため、リラックスして血流をUPさせます。
就寝前に嗅ぐと鎮静効果で心地よい眠りへとサポートします。
ローズマリー
ハーブとして料理などによく使われているローズマリーの香りには、気分をリフレッシュさせる働きがあります。
フレッシュなグリーンの香りが特徴で、ほどよく刺激的な香りが脳を活性化させるため、覚醒のハーブとしても有名です。
集中したい時や気持ちを切り替えたい時におすすめです。
まとめ
香りが持つ美容効果や作用についてご紹介しました。
五感の中でも嗅覚で美容効果をUPさせるという方法は、気分にまで作用するので、ぜひ生活の中に上手に採り入れてみてください。
香りによる効能は違い、その日の体調などでも香りの感じ方は変わりますが、色々な香りを試して好きな傾向を知っておくのもいいでしょう。
直接香りを付けるフレグランス以外にも、香りで日常生活を快適にできるアイテムは多くあります。
色々な方法で香りを活用してみてください。